【ASARI column＃118】ドバイのXRPチェーンを使った不動産のトークン化での仮想通貨投資家への影響の妄想と注意点

先日知ったのですが、ドバイで不動産のトークン化を行い始めたとの情報がありました。

不動産プロジェクトをトークン化しドバイに住む投資家がそれに投資出来るようにするという物らしいです。

詳細はこちら。

ブロックチェーンはXRP（リップル）チェーンを使うそうなのでXRPの価値も上がるか…と期待している人も多いかもしれませんが不動産トークンの支払いはドバイの通貨であるディルハム限定らしいのでチェーンは活用されるけどXRPの支払いなど通貨としての活用の幅が広がる訳では無さそうです。

個人的には今回の情報だけだと短期的にはXRPの価値は上がるかもしれませんが、その効果は一時的のような気がしています。

また、筆者の個人的な体験談として、不動産系のブロックチェーンプロジェクトは休止どころかいつの間にか消失していることがかなり多いので仮に日本からでも投資可能になったとしても飛びつくのは止めて置いた方が良いと思います。

不動産のトークン化はまだまだ実証実験とも言えるような動きが始まったばかりです。魅力的に見えるプロジェクトや関連トークンが出て来る事があるかもしれませんが、その魅力は錯覚だと思い、そのトークンに投資する位であればビットコインや既存の株式（特にETF）に投資するのが良いと思います。