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【ASARI column#6】KleverチェーンとKLVを活用した賃貸契約の簡略化や家賃滞納回避できるシステムを考える

執筆者の写真: t-saekit-saeki

KleverプロジェクトのホームページにはKleverが目指す物として[不動産の管理と所有権の簡略化]という物が有ります。



それなりに仮想通貨に触れてきて不動産系のプロジェクトにも色々見たり触れたりしたのですが、上手く行っているプロジェクトを見た事が無いのですよね。

名で仮想通貨の不動産系プロジェクトが上手く行かないのか。それは仮想通貨で払うメリットが無いからなのですよね。既存のシステムで十分対応できるのです。

特に、仮想通貨を文字通り通貨として使う場合は。


例えば、仮想通貨で家賃を払えるサービスがあったとします。

しかし、毎回仮想通貨で払っていたらガス代と言う不要な費用が毎回発生してしまいます。ブロックチェーンによってはこのガス代もかなり大きな負担になります。


更に、その貯めた仮想通貨が発行上限のある希少な物だったら毎月の支払いに使う仮想通貨は既存の通貨(円やドル等)より希少なので消費したくないでしょう。


ですので、ただ支払いに使うのではなく仮想通貨の機能を活用した賃貸の支払いの簡略化を目指すのが良いと私は考えています。

それは、KLVのバリデータ報酬の機能を使う事です。



賃貸の契約を行う際に入居希望者はKLVを賃貸経営側に預けます。賃貸経営側

はその預かったKLVを運用(専用のバリデータを用意しそこに預ける等)しバリデータ報酬として貰いそのバリデータ報酬を家賃として受け取るのです。

賃貸経営側が仮想通貨に慣れていない場合が多いでしょうし、契約希望者側と賃貸経営側に間に仮想通貨(KLV)を管理する仲介業社を入れるのが良いでしょう。


このシステムにより、入居希望者は最初の費用こそ高くなりますが毎回の家賃の支払いの心配が無くなりますし、賃貸経営者側も家賃滞納の心配が無くなります。


デメリットとしては、賃貸経営側の収益はKLVの状況に左右されるので収益が安定しない事でしょう。

ただし、KLVやKleverチェーン自体の取引量が活性化してくれば想定以上の収益を得る事が出来ます。


なお、最初に預けたKLVは契約した部屋の退去時に返却されます。


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