パロディー作品はハイリスクかつローリターンだと思うので描かないという考え方で私はいる
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  • 執筆者の写真t-saeki

パロディー作品はハイリスクかつローリターンだと思うので描かないという考え方で私はいる

私は現在主にTシャツトリニティでグッズの販売を行っているのですが、Tシャツトリニティではパロディ関連のグッズを作って販売している方も多いです。


私も色々な作品を作っていて中にはかなりシンプルな物もあるので既存の物に似ていたりする事はあると思います。

ただ、既存の作品(ロゴマークなど)やヒトを使って作品を作るような事はしないようにしています。

理由は2つあって

・どこでどんな権利や怒りに触れる事になるか分からないから。

・その作品が売れたとしても自分の力で売れたとは思えないから

です。


まず1つ目ですが、これは単純にその作品の著作権や肖像権関連でアウトになったらもう言い訳できません。金銭的にも知名度的にも大きくマイナスになってしまいます。


そして、作品によってはどう加工しようとその作品のファンや作者自身の怒りに触れてしまう可能性があります。場合によっては侮辱と捉えられるかもしれません。

自分が1から作った作品で誰かを起こらせてしまうならまだしも、人や人の作品をいじった物で怒られるというのはかなり恥ずかしい事なのではないでしょうか?


そしてもう1つの理由ですが、パロディーというのは基本『その作品に価値があるからこそ成り立つもの』であると考えています。

パロディー作品という物はそういう『既に完成された価値のあるものを』切り崩して作っている物だと考えています。

切り崩しているだけだからそこに自分の価値を乗せる事が出来ない。自分の価値を乗せる事が出来なければ『自分の力で売れた』とは言えないと思うのです。


それだったら、時間はかかるものの自分オリジナルのシリーズを作ってそのシリーズの知名度を高めていった方が長期的には得だと思って日々作品を作っています。




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