楽天市場の古銭等を販売しているショップの商品を見ると時々過去の戦争の資金獲得などで発行された[戦時国債]が売られている事が有ります。
日本の戦時国債だと日中戦争の戦時国債などが売られています。
この戦時国債を買っていれば満期が来た時には定期的な利息も含め買った時以上のリターンが帰って来る
…という物のはずなんですが、この戦時国債の情報を調べてみると結構な確率で
[満期が来ても様々な理由を付けて配当が貰えない事が多々あった]
という情報が出るのですよねぇ(笑)
つまり、当時この債権が紙屑になってしまった人が結構多いのではないかと思うのです。
それはアンティークとしての戦時債権の価格にも出ていると思います。
かなり安いのですよね。つまり、市場への流通量がかなり多いという事になります。
レア度(希少性)がかなり低く入手が容易なのです。
そしてそれは、それだけ国に回収されていない(この債権と交換で債権者にお金を渡していない)という事なんですよね。
今そんな事すればすぐにネットで拡散してしまいますが、当時だとそんな事も少ないだろうし今より債券という物に手を出せる人は少なかったでしょうから出来た事なんでしょうね。
当時の国の不誠実さの証明になるのではないかと思ったりします(笑)
あと、戦時国債は基本その戦争に勝つ事が前提の物なので負けたり買ったとしても満足な利益が得られなかったらほぼ紙屑になる物なのでかなりリスクの高い投資商品ですよね。
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