よくSFとかで見るコールドスリープ。
有能な人物や高齢の人物などを延命させるために冷凍させて保存(?)する技術。
あれを見るたびに想うのですね。
「アレの維持費、誰が払うの?」
人間1人を冷凍、しかも生命を維持したまま長期間保存する装置です。維持費も相当な物になると考えられるでしょう。
場合によっては数百年もコールドスリープさせるために稼働し続ける訳です。個人のお金ではどうにもならないと思うのですよね。
そして、現代の命の価値のままコールドスリープ技術が完成したら言い方は悪いですが出来る限りどんな人でも『とにかく生かす』ためにコールドスリープしようとするでしょう。
そうなってくると、コールドスリープの維持費の大半は国などが管理していく事になる訳でしょうが、その国が出す維持費だって税金、つまり国民のお金です。(日本の場合は保険適用だった場合国民皆保険の資金から出るのかな?)
つまり、コールドスリープの維持費はその当時の働き手が負担する事になるでしょう。
そして、出来る限り多くの人をコールドスリープしようとすればするほどその分その時の若者の負担が増えます。当然若者の働く世代の負担は増えるでしょう。
このまま少子化が進み、コールドスリープ技術以外にも延命技術が発展したら若者の経済負担は今の比ではないでしょう。
当然、若い世代の不満も高まるでしょうが若者が少なければ選挙でも高齢者重視の政策の方を推す議員が通りやすくなってしまうでしょう。
未来は若者にとって地獄の世界なのかもしれません。
余談ですが、オカルトとかでは今よりもっと発達した文明があった国があったとも言われています。当然医療なんかの技術も高かったでしょうからもしかしたらコールドスリープ技術もあったかもしれません。
そんな世界も案外上記のような影響で若者の不満が爆発し崩壊…なんて事があるのかもしれません(笑)
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