【元餌ゴキ屋のエサ話＃28 人の餌＃13】食の歴史を学ぶと塩は勿論の事砂糖にも人類は救われていると実感する

昔買った本を改めて読み直している昨今。

知っておいしい保存食辞典

冷蔵庫も無い時代、品種改良や狩猟技術も進んでおらず限られた食料を無駄にせずどう長持ちさせるかは当時の人達にとって死活問題だった事は皆さん当たり前ですが知っている事でしょう。

しかし、どんな相違工夫がされていたかは詳しく知っている人は多くないでしょう。

この本は世界各国の当時の人達の創意工夫を知り事が出来ます。

乾燥させたり、油に浸したり、塩に漬けたり様々ですが、その中に砂糖に漬けるという物がありました。

砂糖に漬ける事によりカビなどが繁殖に使う水分を奪う事で華美の発生を抑制する事が出来るのだとか。

身近な所ではジャムとかですかね。

砂糖は冷蔵庫などの保存技術は進んだ現在、健康の敵のような扱いをされますがこのような歴史を知る事によって、砂糖の価値を改めて発見する良い機会になるのではないでしょうか？